宝石を作ってみよう。現代の錬金術師!?錬金失敗!

道具と物づくり

一攫千金したいmomiji。ふと「宝石を作ってみよう!」と考えました。

これぞ現代の錬金術師!ふっふっふ(←バカ?)。

作ってみるのは「タンザナイト」です。

タンザナイトはやや紫がかった宝石で、とても人気があります。

タンザナイト(残ながら僕のものではない)

目標とするのはこれです!

タンザナイトは本来「ゾイサイト」という石です。

化学組成はCa2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)で、結晶系は斜方晶系となります。

ゾイサイトを加熱するとパープルのタンザナイトになります。タンザナイトは実はもともと商品名で?あり、本来の名前はブルーゾイサイトとなります。ティファニー社によって「タンザナイト」として売られ、大売れしたのです。ティファニー社、錬金成功です。やるなー!

天然と加熱を見分ける方法はないそうです。ほぼすべてのものは加熱とのこと。

噂では、森林火災か何かで地中のゾイサイトが綺麗なったとか。本当か?

さて、加熱の温度をネットで探すと、400~500℃と書いてあったり、500~600℃とか620℃とか書いてありますね)。じゃあまあイメージ500℃で良いか??

加熱によって微量に含まれるバナジウム元素が安定し、美しい色になるとのこと。

早速やってみました。

まずは海外から「ゾイサイト」を買ってみましたよ。いっぱい入って1万円以上しました。おーっと結構高いですね。

一部を取り出して加熱します。

加熱前のゾイサイトです。

ゾイサイトの結晶

ペアーッとした、ぱっとしない色合いですね。

低い温度でもできないかな?と思って先ずは茹でたり、レンジで10分程度チンしてみました。→当然全く反応なし。

ではこれならどうだ!ヒートガンです。こいつは600℃までの風が出せます。これでいけるやろ!

ヒートガン

600℃で数分風を当て続けます。アルミホイルにくるんでいましたが、アルミホイルは溶けてボロボロになり、入れた金網も真っ赤になりましたよ。

さて結果‥全く変わってないやんけ!(@_@;)

これは成功するはずやったんだが‥

気を取り直して、これならどうだ―!

炭着火機?です

これは釣った魚の炙りを作ろうと思って買ったのです。最初にこんな使われ方をするとは思っていなかったはず。

加熱前

こいつを金網に入れて火を噴きつけますよ!

再度金網は真っ赤になり、怒り狂っています。中のゾイサイト結晶が怪しく黄色~緑色に発光しています。これはいけるのではないか?

中のガスが減っていきます。こちらも熱くてなんか怖くなってきました。さてこれでどうだ!

加熱後

ん??

比較してみます。

加熱前
加熱後

どう贔屓目にみても変化ないですね。なぜだー。

錬金失敗です(ノ´□`)ノ。

1万を100万にしてやろうと思っていたのに‥金返せー(T_T)。

加熱の時間の問題か?それとバナジウムの含有率が低い物だったのか?

残念。まあ楽しかったから良いか…(((;^^)。

また良い方法を思いついたらやってみます。

気持ちよさそうに「ふて寝する?」もみじ。

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