手法の内容
裁量トレードにてトレードの勝率が負けよりも少しでも高い場合、全資産の20%をかけて取引するのが最も効率が良く資産が増加するとされています。
例えば資金が100万円であった場合、1回の取引で20万円をかけます。勝てば120万円になり、負ければ80万円になります。
勝った場合は120万円の20%で24万円をかけて次の戦いに挑みます。負けて80万円の資金になった場合、16万円をかけて次のトレードをする。といった感じです。
実際の取引
この話を聞いて若き日のmomijiは飛びつきました。「俺は勝率の方が絶対高い自信があるし、いち早く億り人になってやる!」
その時の為替口座にあった資金は約500万円。
値動きに慣れているCAD/JPYを50万ドルロングしました。プラスマイナス2円で100万円かけての戦いです。
ポジションを持つまでは冷静であった心が、もった瞬間にざわつきます。仕事中もふとした拍子にポジションのことが気になります。昼休みにはビビッて値動きの確認をしてしまいます。
昼には上がっており、売れば40万円プラスです。「よし!」、しかし夕方には-60万円になっています。冷や汗が出そうです。「このまま下がるかもしれない」。結局少し戻して、-30万円となったところで耐えきれず、売って損失確定してしまいました (TдT) 。
その後2日間キープできればちゃんと100万円儲かっていたことが判明 (# ゚Д゚)。
手法の評価
要するに1回の取引で100万円賭けるのはmomijiの蚤の心臓には耐えられなかったのです。
この取引は手法(ストキャスティクス)もタイミングも正しかったのです。心がついていけない取引はやってはいけないなという事に気づきました。
逆に1000ドル単位でちまちま500円から2000円程度の取引をするときはかなり勝てます。冷静になれるからでしょうね!
勝率が高く、心が強くルールを守れる人はやってみる価値がある反面、すこしの損でも気になる人はやめた方がよさそうです。
KOされたもみじ‥
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