テープかぶれを予防する

ちょっと使える皮膚科の知識

なかなか治らない傷などでガーゼ交換を繰り替えしたりしているとテープかぶれで困ることはありませんか?

テープかぶれ

ガーゼをやめるわけにはいかないし、地味にしんどいです。

ひどくなると真っ赤になったり、水ぶくれになってしまったりしますね。

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かぶれを予防できるグッズ

かぶれ易い人にお勧めなのがこれです。

リモイスコート

スプレー式になっており、噴霧してから手で広げても良いです。すぐに乾いて薄い被膜になってくれます。

使い方はテープを貼る前に皮膚にスプレーし、乾いた後でテープを貼るだけです。これだけでかなりのテープかぶれを予防できるので困っている方は是非使ってみてください。

あくまでも治療でなく予防で使用するものです。すでにかぶれてしまっている人はステロイド軟膏などで治療をしてください。

別の使い方として人工肛門の接着部分でかぶれる場合の予防にも使えます。

既にかぶれてしまっている方はちゃんと皮膚科に受診してください。また人工肛門もジュクジュクになっている場合はかぶれの治療のみならず、カンジダ感染、壊疽性膿皮症などの病気であることがあり、受診しておいた方が良いでしょう。

かぶれにくいテープ

①シリコンテープ

お肌へのやさしさならナンバー1でしょう。

粘着力は弱めです。

②ビニールテープ(ホームセンターで売っている青とか黄色のやつ、絶縁などに使用)

かぶれにくく、今までおすすめであったのですが、粘着物質に発がん物質があるとのことで公にはお勧めしにくくなってしまいました。

個人的には全く気にしませんが‥

隙だらけだがテープを貼る隙間はないぜ!

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