滋賀県の湖西、比良山系には花崗岩が広がっています。ペグマタイト鉱脈からの宝石鉱物を狙って新しい山を探索です。アクアマリンを出したいのです。
先ずは川沿いに登山です。ちょっとしたシャワークライミングの様。河岸が路頭になっています。
平行に亀裂が入っており、橙色の沈着があります。やばいですね。この地質では出ないでしょう。ダメかも‥
崖に囲まれた川です。景色は良いのですが鉱物の出る鉱脈の気配がありませんね。
サワガニ??
奥へ行っても倒木ばかりでまともに進めなくなってきました。なんやねんここ(ノ´Д`)。
淵です。きれいですが登るのが大変。どんどんやる気がなくなってきますよ。
ふとした拍子にちょっと有望な崖を発見。小さい水晶も落ちています。これは行けるか?一気にやる気が戻ってきます。
ペグマタイト鉱脈もありました。ここからは小さい水晶のみ。
少し登ったところで‥ありました。ガマ(晶洞)です。
橙色の部分が粘土、黒っぽいものが水晶です。マイナスドライバーを入れると「スコンッ」となかに入ります。しっかりしたガマの様です。こうなると俄然やる気が出てきます。
ハイテンションで掘りつづけます。鉱物を壊さないように丁寧に丁寧に‥
煙水晶です。
しっかり掘り切って、2つ目の崖を探しに行きましたが、暑さと疲れでダウン。撤退しました。
帰りにモウセンゴケの群落を見つけました。
帰って収獲を洗ってみると‥数はありますが思ったより良いのがありませんね(^_^;)。
主な収獲はこんな感じ。母岩付きもあります。キッチンペーパーの上に乗せているので大きなもので数センチ。もっと良いものを採ったと思ったのに‥。鉱物を洗うと大抵この感想になります。
大きさと綺麗さが伴っているのはこれらかな?
宝石鉱物は同居していませんでした。
まあ新産地開拓でガマが当たっただけでよしとしましょう。
長袖、長ズボンで藪漕ぎをしていると熱中症になりそうです。皆様も登山の際はお気を付けください。
疲れすぎて動けないもみじ。
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