少し奥へ登ってみる

収獲、日記

まだ暑くないうちに山へ登っておこう。とまた山です。一定期間山に行っていないと欠乏症になります。山依存症ですね。

さて良く行っていた場所はあらかた探索してしまいました。全然出ないかもしれないけど‥と思いつつ新たな場所の開拓に乗り出します。

といっても今回は数百メートル先で登るだけです。以前にわずかに探索しかけて諦めていました。鉱物採集の良いところは、同じ山でもちょっと違う場所に行くだけで全く未知の領域になることですね。マンネリ化するのに時間がかかります。

いつも登っている山道を数百メートル奥地へ行ってから、道なき道へ入っていきます。

登りかけてすぐ、小さな水晶の破片が落ちています。有望そうです。

写真中央が水晶の破片。結晶面がいくつか見えています。

少し登ると、すぐ鉱脈がありました。

古いペグマタイトです。誰かが掘った後ですね。残念。下の隙間から奥に空間があります。まだ続いているようです。しかし登山道からわずか40M程度?の場所。岩を落として登山の人に当ててしまうと大けがです。砂落とすだけで気を使っているのに‥さすがに攻めるのは諦めました。

奥地へ登っていきました。奥もわずかにペグマタイトのサインは少しずつ出ていますが、決め手に欠けます。

粘菌ですかね?こんな物ばかり目につきます。

ペグマ発見。

ちょっと掘りましたが、残念。何も出ませんでした。

「なかなか出ないなー」と思っていると、未掘のペグマタイトらしき物がありますね。よく見ると水晶が光っています。

左が目についたペグマタイト。写真にするとわかりにくいですね。右の写真中央に水晶が見えています。絶対自信があったので掘る前に写真が撮れました。

「ここだ!!」と堀りはじめます。一気に元気になっていきます。

細かい水晶などがザクザク出てきます。

これがMAXのもの。形、透明感もよく、完璧です。長さ約7cm。これくらいのものが採れると興奮します。他にでかい長石など色々産出。宝石鉱物などはありませんでした。

その後近辺を調査。さらに2つのガマを開けることができました。

ガマ2

当たる自信がないので、掘り始めてからの写真になってしまいますね。

木の根元のガマです。左奥に岩があり、ペグマタイトが続いているのが見えます。右の写真が掘った後。根っこは傷つけず、埋め戻します。2-3センチの水晶が出ました。

ガマ3

左、堀り始め。「当たりそう」ってなって初めて写真をとります。右、掘り終わり。小さなガマでした。中には黒粘土が詰まっていたので、すべて回収。(家で洗いましたが水晶のみでした。錐面はきれいで柱面は白く不透明な水晶でした)水晶はいろんなバリエーションがあって面白いですね。

子供のお迎えがあるので、13時に下山です。こんな日に限って当たるなんて‥。もっと掘っていたいのに‥

収獲です。

左の写真と右写真上半分がガマ1のもの。右写真下の左がガマ2、右がガマ3です。

良いものはこんな感じ。今日は良く寝られそうです。

いつも良く寝られるもみじ。

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